珍しい初日カバー、買取価格が高くなる?

どんな初日カバーが珍しいか

記念切手の初日カバーで言えば、古いものほど珍しいものになります。最近のものは、珍しくありません。なお、初日カバーの封筒には、カシェと呼ばれる発行された切手に因んだ図柄が印刷されている場合が多いですが、このカシェは、初日カバーの評価に関係しません。カシェのない白紙状態の封筒でも、初日カバーとしての価値は同じです。
初日カバーでは、指定局で専用の図柄入り大型記念消印が押されることが多いですが、通常の消印による初日カバーが作られることがあります。どちらの評価が高いかは、一概に言えませんが、通常の消印の方が数的に少ないでしょう。宛名が書かれ、速達や書留などの特殊便扱いで実際に郵送されたことが証明できる初日カバーとなると、古いものならプレミアムが付く可能性があります。

普通切手でも初日カバーがある

記念切手でない普通切手でも、初日カバーが作られます。この場合、同時代の記念切手の初日カバーよりも珍しいものである可能性が高く、高評価になっても不思議ではありません。ただし、それなりに古いものでないと、多くは期待できません。普通切手では長期に渡って製造されますので、初期製造であることが証明できる使用済み切手は、証明できないものよりも高く評価される傾向があり、初日カバーなら、もっと高評価になる可能性があります。
普通切手の初日カバーは、戦後になってから本格的に製作されていて、戦前戦中のものは少ないので、もしあれば高評価になる可能性があります。また、稀な例ですが、普通の郵便物として出され、それが偶然にも貼られた切手の発行初日であり、その日の消印が押されたものは、意図しない実逓初日カバーとなっていて、高評価になる場合もあります。